革製品

【レビュー】こだわりの詰まったヌメ革財布。Hender Scheme(エンダースキーマ)の『フラップ付きコンパクトウォレット』

ここ数年、現金からクレジットカード、電子マネー、QR決済と急速に進むキャッシュレス化。

それに伴って、財布も長財布よりもポケットに入るコンパクトなものがトレンドになってきている気がします。

コンパクトな財布といえば二つ折りタイプが定番中の定番ですが、それではありきたりで味気ない。。

というわけで色々と物色していたところ見つけたのが、気鋭のレザーブランド「Hender Scheme(エンダースキーマ)」の財布。

シンプルに見えて個性的な、こだわりのヌメ革財布をレビューしていきます。

▽YouTubeでもレビューしました▽

  • シンプルかつひねりの効いたデザイン
  • ポケットに収まるコンパクトサイズ
  • ヌメ革の経年変化を楽しめる
  • 比較的リーズナブルな価格設定
  • カードポケットが少ない
  • やや癖のある構造なので慣れるまで少し時間がかかる

シンプルな中にこだわりが詰まった「Hender Scheme」のヌメ革財布

「Hender Scheme(エンダースキーマ)」といえば、ナイキのエアフォース1に代表されるスニーカーの名作をヌメ革で再現した『オマージュライン』が有名なレザーブランド。

出典:エンダースキーマ公式サイト

レザーブランドでありながらサカイやアディダスなどのビッグネームともコラボする実力派で、レザー好きだけでなくファッション好きの間でもその名が知れ渡っています。

オマージュライン以外にも独自のレザーアイテムを多数展開しており、どれもシンプルなんだけど他とは少し違う、ひねりの効いたデザインが特徴です。

今回購入した財布も、二つ折り財布にフラップが付いた、ありそうでなかったデザインが印象的。

素材はエンダースキーマの代名詞ともいえるヌメ革が使われていて、使い込むと深い飴色に変化していくエイジングを楽しめます。

カラーはナチュラル、ブラック、ネイビー、ブラウン、レッドの全5色。

出典:エンダースキーマ公式サイト

やはりエンダースキーマといえばナチュラルなヌメ革、ということで僕はナチュラルカラーを購入しました。

後で詳しくレビューしますが、内側の収納部分は一般的な二つ折り財布とは一線を画すユニークなデザインに仕上がっています。

サイズはH10×W9×D2.5cmでポケットにもすっぽり収まるコンパクトな設計に。

一般的な二つ折り財布は小銭入れが付いていないものも多いですが、こちらはお札・小銭・カードを全て収納可能なのが嬉しいポイントです。

価格は15,000円(税抜)で、エンダースキーマというネームバリューやMADE IN JAPANのクオリティを考えればかなりリーズナブル

初めてエンダースキーマのアイテムを買うという方にもおすすめできる逸品です。

  • 価格(定価):15,000円(税抜)
  • 型番:de-rc-wlt
  • カラー:ナチュラル、ブラック、ネイビー、ブラウン、レッド
  • サイズ:H10×W9×D2.5cm
  • 重さ:約69g
  • 仕様:札入れ、小銭入れ、カードポケット×2
  • 素材:牛革
  • 生産国:日本

エンダースキーマらしいひねりの効いたデザイン

シンプルなのに個性的。そんな言葉がぴったりハマる、ひねりの効いたデザインがこの財布の魅力。

外装は二つ折り財布のようにパタッと折りたたんだ上からホック付きのフラップを被せる仕様になっています。

横からフラップで止める仕様はたまにありますが、上から被せるというのはかなりユニークです。

フラップのホックは慣れれば片手で開くこともできます。

中を開くとさらにユニークな構造に。

右側にカードポケット、左側に小銭入れが付いていて、中央は大きく開いたかなり珍しい仕様です。

中央が開いていることでお札が見やすく、出し入れのしやすさは及第点。

カードの収納力は上から2枚と手前から1枚の合計3枚程度。

カードポケットが少ないのがこの財布の最大のデメリットで、ポイントカードなどのカード類をたくさん入れたい方には向きませんね。

個人的にはメインで使うクレカなど数枚をこちらに入れて、免許証や保険証、あまり使わないポイントカードなどは別でカードホルダーに収納してバッグに入れておくのが良いと思います。

小銭入れは一見使いにくそうですが、フラップ部分を受けにして使えるので意外と便利。

コンパクトなサイズを守りつつ、いかに使いやすくできるかよく考えられています。

このあたりの細かなこだわりはさすがエンダースキーマですね。

何年も使い込みたいヌメ革素材

こちらの財布に使われている素材はエンダースキーマの代名詞であるヌメ革

オマージュラインや他の革小物にも多く使われており、「エンダースキーマといえばヌメ革」というぐらいなくてはならない素材です。

ヌメ革は一般的なレザーと比べて経年変化が非常に大きく、購入当時は淡いベージュカラーですが使い込んでいくと濃い飴色に変化していきます。

使っていくうちに革の内側の脂分が滲み出て艶感も増し、独特の風合いが出てきます。

このヌメ革ならではのエイジングを存分に楽しめるのが醍醐味。まるで生まれたての赤ちゃんから深みのある大人へと成長していくような、育てる楽しみを味わえます。

こうした経年変化と、ヌメ革は耐久性に優れていることもあり5年、10年と長く使えます。

「5年後にはどんな風合いになってるかな」なんて想像しながら使うのがすごく楽しいんですよね。

思いのほかリーズナブルで買いやすい価格

エンダースキーマというと、あのサカイともコラボできるほどの実力があることから、なんとなくお値段が高そうなイメージがあるかもしれません。

ですが、実は小物なんかは意外とリーズナブルなアイテムも多く展開されています(もちろん高いものもありますが)。

こちらの財布もそのひとつで、価格は15,000円(税抜)とかなり良心的

ロングウォレットなんかは3万円以上しますので、エンダースキーマの他の財布と比較してもこちらは特に買いやすい価格に抑えられています。

これはおそらく、ロングウォレットと比べて使用する革が少ないことや構造が比較的シンプルで縫製しやすいからだと思われます。

これぐらいの価格であれば、「エンダースキーマ欲しいけど値段が、、」と躊躇していた方にもおすすめですね!

自分だけの財布を育てよう

エンダースキーマの財布は購入した時が完成品ではありません。

毎日大事に使って、お手入れをして、時には傷がついて落ち込んで、、と長い年月をかけて自分だけの唯一無二のお財布になるのです。

僕もこれからどのように成長していくかすごく楽しみです。

ABOUT ME
ヨッシー
モノが大好きな京都在住のアラサー男子。心をちょっと豊かにする、こだわりのモノを紹介しています。気に入った記事のシェア、ツイッター・インスタのフォロー等していただけると嬉しいです!