日本でも屈指の人気を誇るレザーブランド「Hender Scheme(エンダースキーマ)」。
他とは一味違うセンスあるデザインが好きで、モノログではこれまでにもフラップ付きのコンパクトウォレットやL字型ファスナーウォレットをレビューしてきた。
今回はそんなエンダースキーマシリーズの第3弾ということで、コンパクトな三つ折り財布の『trifold wallet』をレビューしていこう。
エンダースキーマの三つ折り財布『trifold wallet』
- エイジングが楽しみなシボ感のある牛革
- エンダースキーマらしいデザインセンス
- お札・小銭・カードをバランス良く収納できる
- 縦横のサイズがコンパクト
- 厚みが4cmとかなり分厚い
- カードをフルで入れると見た目がイマイチ
「Hender Scheme(エンダースキーマ)」の『trifold wallet』は最近トレンドの三つ折りタイプ。
一見シンプルな作りだが、内装のカードポケットをスリット型にするなどエンダースキーマらしいデザインセンスが光っている。
ゴールドに輝く刻印がカッコいい。
背面にはBOX型の小銭入れがあり、現金派の方も使いやすい設計だ。
シボの入った味のある牛革
trifold walletで使われているレザーはシボ感(凸凹感)のある牛革。
エンダースキーマでは下のようなツルッとしたヌメ革を使うことが多いんだけど、こちらはシボ感があることでより味のある雰囲気が醸し出されている。
僕はシボ感が大好物なので、trifold walletのレザーはどストライク。
使い込めば深い飴色にエイジングすること間違いなしで育てがいがありそうだ。
カラーはこちらのナチュラル以外にブラック、ネイビー、レッドの全4色が揃っている。
出典:エンダースキーマ公式サイト
優れた収納力。カードは最大9枚入る
こちらのtrifold walletは三つ折りながら収納力が高いのがウリ。
お札、小銭、カードを全てバランス良く収納できる。
まずは札入れ。三つ折りのなので広げると二つ折り以上の横幅になり、サイドに余裕を持ってお札を入れられる。
スムーズに出し入れできて、使い勝手は◎だ。
小銭入れは三つ折りの背面に。
革が柔らかいので開きは少し悪いけど、視認性・収納力が高くて使いやすい。
ただ、小銭入れを無理やりドッキングした感があってデザイン的には微妙。。
小銭入れによってかなり厚みが出てしまっているのも気になる(詳しくは後述)。
カードポケットはスリット型で、左側と中央それぞれに4枚ずつ入れられる。
さらに右側にもひとつカードポケットが付いているので、最大9枚のカードを収納可能。
収納枚数が豊富なのはすごく良いんだけど、ポケットの中でカード同士が干渉しあうので出し入れは正直しにくい。
また、一番前のスリットはカードが半分以上見えてしまうのではっきり言ってダサ。
せっかくの秀逸なスリット型のデザインが台無しになっちゃうんだよね。
なので使い勝手やデザインを考えれば、左側と中央のポケットは各2枚ぐらいに抑えるのがおすすめだ。
縦横はコンパクトだけど、分厚いのが難点
こちらのtrifold walletは縦横のサイズはコンパクトで容量も申し分ない。
が、背面の小銭入れによってかなり分厚いのが難点。
お札10枚、小銭10枚、カード9枚を入れた状態だと厚みは4cmオーバーで、ケツポケするとかなりの存在感がある。
もちろん使い込めば次第に厚みは抑えられるけど、相当分厚いことは購入前に確認しておこう。
使い込みたいシボ革財布
trifold walletはエンダースキーマの定番のヌメ革とは一味違うシボ感のある牛革を採用しており、深みのあるエイジングを楽しめそう。
スリット型のデザインなどヒネりも効いていて、三つ折り財布ながら抜群の収納力も魅力だ。
かなり厚みがあるので人を選ぶ財布ではあるが、エンダースキーマ好きなら購入を検討してみてほしい。
- 価格(定価):24,000円(税抜)
- カラー:ナチュラル、ブラック、ネイビー、レッド
- サイズ:H9.5×W8.5×D4cm
- 重さ:約114g
- 仕様:札入れ、小銭入れ、カードポケット×9
- 素材:牛革
- 生産国:日本