学生さんからビジネスマンまで多くの方が使うであろうモノ、それがペンケース。
スマホやタブレットが発達してきているとはいえ、まだまだペンを使う機会はありますし、となればそれを入れておくペンケースも必要です。
そこで、今回はペンケースのご紹介を。
とはいっても、長方形でジッパーの付いた一般的なものではなく、まるで忍者の巻物のようなロール型。
一味違うユニークなペンケースをお探しの方にはめちゃめちゃおすすめできる、僕もガッツリ愛用しているアイテムです。
- 他と被らないユニークなロール型
- 使い込むごとに深い味わいが出るレザー
- ペン10本以上入る収納力
- 革が馴染むまではやや扱いづらい
m+(エムピウ)のロール型ペンケース『ロトロスエード』
東京のレザーブランド「m+(エムピウ)」が手がけるロール型のペンケース『rotolo SUEDE(ロトロスエード)』。
ロトロはイタリア語で“巻物”という意味なんだそうで、まさにその名の通りの巻物のようなデザインが特徴的です。
イタリア製のタンニン鞣しされた一枚革をベースに作られており、ペンを丸ごと包み込んでゴムバンドとギボシ(留め具)でしっかりホールド。
バンドを外してクルクルと開くとペンが出し入れできる仕組みになっています。
収納部分がガバっと大きく開くので見やすくて出し入れもしやすく、ペンなら10本以上入るぐらいの収納力もあります。
クルッと丸まった愛らしいデザインにレザーの上質な雰囲気が加わり、さらに確かな実用性も兼ね備えた唯一無二のペンケースです。
- 価格(定価):7,000円(税抜)
- 型番:rotolo SUEDE
- カラー:ブラック、ブラウン、コニャック、タバコ、レッド、ブルー、グリージョ、ホワイト
- サイズ:全長20×直径4cm
- 重さ:約80g
- 素材:牛革、ピッグスエード、綿
- 生産国:日本
人と被らないロール型
まるで忍者が使う秘伝の書のような、ロール型のフォルム。
パッと見ではペンケースとは気づかないようなユニークなデザインが最大の魅力です。
また、その唯一無二のデザインをイタリア製の上質な一枚革で仕立てているのもイイ!
手に取ると、しっとりソフトな手触り。そしてレザー特有の良い香りがふわっと広がります。
サイドのマチ部分には国産のピッグスエードを使用。
牛革とピッグスエードの絶妙なコンビネーションが楽しめます。
このペンケースを持っていると、仕事先で「そのペンケースおしゃれですね!どこのブランドですか?」などと聞かれることもしばしばで、ちょっとした話のネタにもなります。
もちろん人と被ることもめったにないので、自分だけのオリジナリティのあるペンケースが欲しい方には最適です。
意外と収納力が高く実用的
この手のデザインがユニークなモノって、「おしゃれだけど実用性はイマイチ、、」なんてことがよくありますが、『ロトロスエード』は使い勝手も良いのが嬉しいポイント。
実際に使い勝手を検証してみましょう。
まずは、ゴムバンドを外してクルクルと開きます。
収納部分が大きく開くので中が見やすいのが良いですね。
試しに入れるのはこちら。
ペン5本に定規、シャー芯、消しゴム。これだけ入れば普通に使う分には十分です。
無造作に収納部分に入れて、あとはゴムバンドを止めるだけ。
このぐらいの分量であれば、型崩れすることもなくキレイに収納できます。
ボールペンであれば10本程度は余裕で入ります。まぁボールペン10本も持ち歩く人はかなりレアだと思いますが(笑)
初めのうちは革やゴムバンドが固くて閉じにくいかもしれませんが、使っていくうちにどんどん馴染んで開閉しやすくなりますよ。
サイド部分はピッグスエードがカバーしてくれているので、消しゴムなどの小さなものが落ちる心配もありません。
サイドの裏地は汚れの目立ちにくい濃色の綿素材を使用するなど細かな配慮も嬉しい。
これなら、「うっかりペン先が出たまま入れちゃった」なんてあるあるも問題なしです。
長く使うならデザインだけでなく実用性も重要ですから、どちらも兼ね備えているのは素晴らしい!
経年変化がスゴい
この写真のふたつ、同じ色だって言ったら信じられますか?
そうなんです。実はこのふたつ、どちらもコニャックという同じカラーなんです(コンニャクじゃないですよ笑)。
左側が今回購入した新品。右側は僕が5年ほど愛用していたものです。
この写真からもわかるように、『ロトロスエード』に使われているレザーは使っていくうちに大きく経年変化していきます。
使い込むごとに深みを増す色味、クタッとした味のある質感、溢れ出るツヤ、そんな革ならではのエイジングを存分に楽しめるのが大きな魅力です!
『ロトロスエード』のエイジングについてはYouTubeで動画もアップしていますのでよければ参考にどうぞ。
ゴムバンドの耐久性もバッチリ
『ロトロスエード』はゴムバンドで止める仕様なので、「長く使うとゴムバンドが伸びて使い物にならなくなるんじゃない?」と心配される方が結構多いです。
ですが、その心配はご無用(ゴムだけに笑)
上で紹介した僕が5年間使ったものも、ゴムが伸びてびろんびろんになることもなく十分現役で使えています。
新品時と比べると少しゴムが柔らかくなっていますが、むしろその方がサッと止めやすくなって使いやすいです。
ゴムが緩んで勝手にバンドが外れたりすることもありません。
なので、よほど雑な扱いをしない限りは、ゴムが伸びてダメになる心配はないと思いますね!
自分色に育つペンケース
巻物のような独創的なデザイン。
それだけでも人と被らない唯一無二の存在ですが、さらに使い込むことで豊かな風合いが増す。
エムピウの『ロトロスエード』はそんな自分色に育つペンケースです。
カラーは全8色と豊富で、それぞれ違ったエイジングをするのでどの色にするか選ぶ楽しみもありますよ!