僕はお札やカードを入れる財布とコインケース(小銭入れ)を分けて持ち歩いています。
もうかれこれ3年ほど「GANZO(ガンゾ)」のコインケースを愛用していたのですが、そろそろ気分を変えようかなと思い新調することに。
選んだのは英国の老舗レザーブランド「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)」の三角形のコインケース。
一枚革で仕立てた、シンプルながら小粋なアイテムです。
YouTubeでレビュー動画も公開していますのであわせてご覧ください!
- 遊び心のあるトライアングルデザイン
- 上質なブライドルレザーを使用
- ホワイトハウスコックスとしては買いやすい価格
ホワイトハウスコックスのトライアングルコインケース『S1902』
創業140年以上の歴史を持つイギリスの老舗「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)」(通称:WHC)。
「ETTINGER(エッティンガー)」や「GLENROYAL(グレンロイヤル)」と並ぶ英国御三家のひとつとして有名です。
今回購入したのは、ホワイトハウスコックスの代名詞とも言える耐久性に優れたイングリッシュブライドルレザーを使用したコインケース。
三角形のフォルムがユニークで、上品さと遊び心の絶妙なバランスが気に入りました。
デザイン性だけでなく意外と小銭がたくさん入るので実用性も高く、7,000円(税抜)というホワイトハウスコックスとしてはかなりリーズナブルな価格も魅力です。
- 価格(定価):7,000円(税抜)
- 型番:S1902
- カラー:ブラック、ネイビー、レッド、ニュートン、ハバナ、グリーン
- サイズ:H8.7×W10.0×D2.0cm
- 重さ:約27g
- 仕様:ワンピース構造
- 素材:牛革(ブライドルレザー)
- 生産国:イングランド(イギリス)
一枚革で仕立てたトライアングル型
今回購入したコインケースの『S1902』でまず最初に目が行くのがトライアングル型のデザイン。
定番のボックス型や馬蹄形とは一味違うセンスの良さが光ります。
取り出すだけで割と周りの目を引いて「そのコインケース良いね」と言われたりするので、ちょっとした話のネタにもなったりしています。
「トライアングル型ってどうやって作ってるの?」と思う方が多いと思いますが、実は構造はめちゃくちゃシンプル。
前と後ろの2つのボタンを外すと平行四辺形の一枚革になります。
これを折り紙のように折ることで三角形が出来上がるという仕組みです。
単純だけどひねりが効いた良いデザインだと思いますね。
刻印とステッチがアクセントに
デザインにはユニークさを出しつつも、正面に入ったホワイトハウスコックスの刻印によってキュッと引き締まった印象に仕上がっているのも◎!
「WHITEHOUSE COX 1875」と刻まれたシルバーのボタンも上品さを引き立てています。
ステッチは淡いイエローカラーで、ネイビーとの対比がアクセントに。
ステッチのカラーは本体のカラーによって以下のように違いがあります。
本体カラー | ステッチカラー |
---|
ネイビー | イエロー |
レッド |
グリーン |
ブラック | 本体と同じカラー |
ニュートン |
ハバナ |
本体のカラーがネイビー、レッド、グリーンはイエローステッチ、ブラック、ニュートン、ハバナはそれぞれ本体のカラーと同色です。
意外と大容量で小銭の出し入れもしやすい
このコインケース、形ばかりに目が行きがちですが、実は思いのほか大容量で小銭がしっかり入ります。
ざっと小銭を10枚入れてこんな感じ。
まだまだ全然余裕ですよね。
20枚ぐらいは普通に入るので実用性も十分です。
また、両サイドを軽く押すことで口が大きく開くので小銭の出し入れもしやすいです。
フラップの部分を受けのようにして使えるので、小銭を広げて一目で見やすいのも◎!
ただし広げすぎて落としてしまわないように注意しましょう(笑)
コインケースの厚みは約2cm。
厚くもなく薄くもなくといった感じで、パンツのポケットに入れていても特に邪魔にはならないので及第点ですね。
購入しやすいお手頃価格
今回紹介しているコインケースの『S1902』の価格は7,000円(税抜)と割とお手頃。
2~3万円は普通にするホワイトハウスコックスの革製品としては、かなりリーズナブルな部類に入ります。
『S1902』がリーズナブルなのは、一枚革のシンプルな構造で製作の手間が少なく、さらに裏地を省いているので材料費も抑えられているからです。
「ガンゾ」「エッティンガー」「グレンロイヤル」といった他のレザーブランドでも、ブライドルレザーを使ったコインケースは1~2万円は平気でしますので、そう考えると『S1902』は手を出しやすい価格といえます。
「ホワイトハウスコックス欲しいけど高くてなかなか手が出せない」という方でも、このコインケースなら買いやすいですね。
ボタン周りのシワが惜しい
デザイン、収納力、価格とどれも申し分ない『S1902』ですが、唯一気になったのはボタン周りのシワです。
小銭の出し入れの際に毎回ボタンを開閉するので、どうしてもボタン周りにシワができてしまうのが惜しいところ。
裏地を省いた薄いブライドルレザーを使っているのでその分シワができやすいというのもありますね。
まぁシワも使い込んだ味のうちですが、できるだけ丁寧に扱ってより良い状態を保つようにしたいですね。
一味違う小粋なコインケース
正直に言って、コインケースが三角形である意味はないでしょう。
スクエア型にすればもっとコンパクトで大容量にできて、収納ポケットだってつけられるはず。
でも、それらを踏まえたうえであえて三角形のコインケースを持つのが粋ってもんです。
どんどん効率化される世の中だからこそ、ちょっとした遊び心を忘れないようにしたいですね。