みなさんご存知「CASIO(カシオ)」のG-SHOCK(Gショック)はタフネスウォッチの代名詞。
10mの高さから落下させても壊れないという異次元の頑丈さを誇る実用性NO.1の腕時計なのだが、「子供っぽい」とか「カジュアルすぎる」という印象から敬遠していた方も多いと思う。実際僕もそうだった。
だがしかし!そんな固定概念はG-STEEL(Gスチール)シリーズを知れば一気に覆るはず。
めちゃくちゃカッコよくて機能満載、もちろん耐久性もMAXの最強の腕時計だったのでレビューする。
G-SHOCKのオールブラックG-STEEL『GST-W300G-1A1JF』
- 抜群にカッコいいオールブラックのデザイン
- ソーラー充電・電波時計などハイスペックな機能
- G-SHOCKらしい頑丈なボディと防水性能
- ミッドサイズで程よいゴツさ(とは言っても一般的な腕時計よりはデカいが)
- 見た目の割に意外と軽い
- ケースはステンレスだがベゼルに樹脂が使われている
- 反転液晶のためデジタル表示が少し見づらい
メタル×オールブラックが抜群にクール
今回購入したG-SHOCKのG-STEELシリーズの『GST-W300G-1A1JF』
“スチール”の名前の通りケースにメタル素材(ステンレス)が使われており、シックなブラックカラーと金属ならではの重厚感が相まってめちゃくちゃカッコよく仕上がっている。
どう!この最高にクールな表情!僕は完全に一目惚れしてしまった(笑)
文字盤は光の当たり具合によってキラッと輝き、G-SHOCKとは思えないほどの抜群の高級感を放つ。とはいえキュッと引き締まったブラックカラーゆえ、“いかにも”なイヤらしい派手さがないのがイイ。
ケース部分のステンレスは鈍い艶を放つガンメタカラーで色気ムンムン。その上のベゼルは樹脂素材なのが僕的には惜しいポイントだが、艶なしのマットな質感でチープさは微塵も感じない。
漆黒のベゼルにはシルバーカラーの4つのビスが打ち込まれており、これがデザインのアクセントにも一役買っている。
バンド部分はソフトウレタン素材で着け心地が良く、ドットを配して立体感を出すことでスポーティーかつラグジュアリーな雰囲気に仕上げている。
ジャケットにも合うアナログ針&反転液晶
G-SHOCKはどうしてもカジュアルな印象になりがちだが、こちらはアナログ針を採用しているためフォーマルな雰囲気も兼ね備えている。
3つの小さなデジタルディスプレイはブラックベースの反転液晶。
G-SHOCKのアイデンティティであるデジタル感を残しつつも、うまくデザインに溶け込ませているのが好印象だ。
ビシッとしたジャケットの腕元に漆黒のG-STEELが良く映えるし、服装規定が緩めの会社ならビジネスシーンでも使えるだろう。
もちろん、タウンユースやアウトドア、キャンプ、プールなどG-SHOCK本来のアクティブな使い方にもばっちりハマる。
オンもオフもこれさえあればOKなユーティリティープレイヤーだ。
程よいゴツさのミッドサイズ
こちらはノーマルサイズの『ST-W100G-1BJF』
ゴツさがウリのG-SHOCKゆえ一般的な腕時計と比べればもちろん大きいが、バカでかいという感じではなく“程よいゴツさ”に仕上がっている。
僕は割と腕が細い方だが、ミッドサイズであれば悪目立ちせず着けられるのでこれを選んで正解だった。
オールブラックの重厚感から見た目はかなり重そうだが、実は重さは約84gで意外と軽量なのも◎!
実際に着けていても重さが苦になることはほぼなく快適に使えている。
機能モリモリの超ハイスペック
僕がこいつを選んだのは、クールなデザインに加えて多機能の超ハイスペックモデルだったから。
搭載されている機能はザッとこんな感じ。
- 耐衝撃構造(ショックレジスト)
- 20気圧防水
- タフソーラー
- 電波受信
- ワールドタイム
- ストップウオッチ(1/100秒、60分計、スプリット付き)
- タイマー(セット単位:1秒、最大セット:100分、1秒単位で計測)
- 時刻アラーム5本(カウントダウン機能付き)・時報
- バッテリーインジケーター表示
- パワーセービング
- フルオートカレンダー
- 12/24時間制表示切替
- 操作音ON/OFF切替
- ダブルLEDライト
挙げるだけでも一苦労。いや〜多すぎ!笑
ソーラー充電で電池切れしない
まず嬉しいのが、カシオ独自のソーラー充電システムのタフソーラーを搭載している点。
太陽光はもちろんお部屋の蛍光灯でも自動で充電されるし、仮に光が当たらない環境でも機能使用の場合で約7ヶ月、パワーセービング状態なら約18ヶ月持つ。
「いざ着けようと思ったら電池が切れてて焦った」なんて経験を一度はしたことがあると思うが、ソーラー充電なら電池切れの心配がないのでストレスフリーだ。
電波時計で時間が正確
ストレスフリーという意味でいうと、電波時計の機能を搭載しているのもめちゃくちゃ嬉しいポイント。
内蔵されている耐衝撃小型アンテナが日本(2局)・北米・イギリス・ドイツ・中国の時刻情報をのせた標準電波を高感度受信し、一分一秒の狂いもなく正確な時刻を表示してくれる。
普通の腕時計だとどうしても「時間がズレてるんじゃないか?」という心の奥底にある不安が拭えないが(僕だけ?笑)、電波時計なら時間はいつもぴったり。安心感が段違いだ。
20気圧防水で水を無効化
20気圧防水(200m防水)を搭載しているため雨や水はへっちゃら。
シャワーや水泳、サーフィン、ジェットスキーなども着けたままできる文句なしの防水性能を備えている。
G-SHOCKにかかれば、水は存在しないも同然なのだ。笑
その他の機能もスゴい
タフソーラー、電波受信、20気圧防水と主力の機能を紹介したが、それ以外の機能もめちゃくちゃ充実している。
日付や曜日は文字盤のディスプレイに表示されるし、ダブルLEDライトで暗い場所でも安心、タイマーやストップウォッチももちろん搭載。
ワールドタイムがあるので海外旅行や海外出張でも活躍する。
小さな筐体にこれでもかと機能を詰め込んだハイスペックウォッチだ。
壊れることを知らない最強の耐久性能
G-SHOCKの最大のウリはやはり圧倒的なタフさだよね。
そのタフネスぶりを現す逸話は数多くあるが、特に有名なのがアイスホッケーのCMだろう。
かつてアメリカで“アイスホッケーのパック代わりにG-SHOCKをシュートしても壊れない”というCMを放送したところ誇大広告だと疑われ、番組で実際に実験したがG-SHOCKはビクともしなかった、、という嘘みたいなホントの話だ。G-SHOCK恐るべし。
で、こちらも当然その最強の耐久性を備えているし、しかもこちらは二層のレイヤー構造にすることで新たな耐衝撃構造を実現したレイヤーガード構造を採用しG-SHOCKの可能性をさらに広げている。
落とそうがぶつけようが壊れることはほっっっっとんどないので、毎日ガシガシ使えて実用的だ。
渋さ全開。大人が愛せる本気のG-SHOCK
ややもすると子供っぽく見えたり、おじさんの休日ウォッチに見られがちなG-SHOCKだが、メタル×オールブラックで仕上げたG-STEELなら話は全く別。
男らしい重厚感とラグジュアリーな雰囲気が最高にクールでカッコいい一本だ。
ソーラー充電、電波受信、20気圧防水などなど機能もてんこ盛りで、耐久性の高さは言わずもがなゆえ、毎日の相棒になってくれること間違いなしだね!
- 価格:40,000円(税抜)
- 型番:GST-W300G-1A1JF
- ムーブメント:クォーツ式(電池)
- サイズ:55.9×49.3mm
- 厚さ:15.3mm
- 重さ:約84g
- バンド:樹脂
- ケース:ステンレススチール/樹脂
- ガラス:無機ガラス
- 防水:20気圧防水
- 機能:耐衝撃構造、タフソーラー、電波受信、ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、時刻アラーム・時報、バッテリーインジケーター表示、パワーセービング、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替、操作音ON/OFF切替、ダブルLEDライトなど