国内有数のレザーブランド「GANZO(ガンゾ)」の中でも人気が高いミネルバナチュラルシリーズ。
味のあるナチュラルな風合いが魅力で、個人的にもかなり好きなシリーズだ。
今回は、そんなミネルバナチュラルシリーズのBOX小銭入れをレビューしていこう。
1917年創業の老舗の皮革製造会社「AJIOKA.」が手掛ける、日本最高峰のレザーブランド。厳選された素材使いと一流の職人技で多くの革好きを魅了する。細部まで一切妥協することなく“本物”を追求しており、一生モノとして選ぶのに相応しいブランド。
GANZO(ガンゾ)ミネルバナチュラル BOX小銭入れ
- 使い込むほどに飴色に変わるエイジング
- カジュアルな服装によく合うラフな雰囲気
- 容量とサイズのバランスが良い
- 見やすくて出し入れもしやすいBOX型
- スーツにはあまり合わないかも
ミネルバナチュラルシリーズは、ガンゾではお馴染みのミネルバボックスのショルダーヌメを全面に使用したシリーズ。
味のある独特のシボ感(凸凹)と使い込むほどに飴色にエイジングするのが大きな魅力だ。
こちらのコインケースは口が大きく開くボックス型。
小銭の出し入れがしやすい実用的な形になっている。
正面にはガンゾの刻印が鎮座。
コインケースは小さいので、下のようなロゴマークがないのが個人的には少し残念(笑)
小銭スペースの他に、裏側には小さな背面ポケットが付いている。
こちらにはカードは入らないが、お札を小さく折りたたんで入れておけばもしもの時に助かるのでおすすめだ。
使い勝手の良いボックス型
こちらのコインケースは使い勝手の良いボックス型。
口がガバっと大きく開くため、小銭が見やすく取り出しやすさも抜群だ。
20枚程度は余裕で入るため容量も十分。
サイズもH7.0×W7.5×D1.8cmとコンパクトで、ズボンの前ポケットに入れても邪魔にならないのもメリットだ。
飴色に変化するミネルバボックスのエイジング
ミネルバナチュラルシリーズで使われているレザーは、イタリアのタンナー「バダラッシィ・カルロ社」が作るミネルバボックスのショルダーヌメ。
イタリア・トスカーナ地方の伝統的なバケッタ製法で鞣されたナチュラルな風合いのレザーで、使い込むほどに飴色に変化するエイジングが魅力だ。
このコインケースは半年ほど使用しているためすでにこんがりと日焼けしているが、新品の状態では下のような明るいベージュカラーをしている。
同じ革とは思えないほど色の深みが増しているのがわかるよね。
このように、使っていくうちにグングン経年変化するのがミネルバボックスの醍醐味だ。
また、ミネルバボックスはオイルをたっぷりと含んでおり、そのオイルが使い込むほどに滲み出て独特の艶感が増していく。
この艶と深い飴色の風合いが最高にソソるよね。革本来の育てる楽しみを存分に味わえるレザーだ。
カジュアルによく合う。スーツとの相性は微妙かも
ミネルバボックスはナチュラルで味のある風合いゆえ、カジュアルな服装との相性は抜群。
Tシャツ&デニムに革のブーツといったラフな服装にドンピシャだ。
逆に、スーツなどのフォーマルスタイルとの相性は微妙。
ビジネスシーンで使うなら、同じガンゾのシンブライドルシリーズのBOX小銭入れを検討するのもアリかと。
育てるコインケース
ミネルバナチュラルシリーズのBOX小銭入れは、ナチュラルで豊かな風合いのミネルバボックスのエイジングを思う存分楽しめる。
使い込むほどに自分色に変わる、まさに育てるコインケースだ。
ミネルバナチュラルシリーズはガンゾの中では比較的リーズナブルで、こちらのコインケースも12,000円(税抜)と手を出しやすい価格ゆえ、はじめてのガンゾにもおすすめだ!
- 価格(定価):12,000円(税抜)
- 型番:57154
- カラー:ナチュラル、ブラック
- サイズ:H7.0×W7.5×D1.8cm
- 重さ:約33g
- 仕様:小銭入れ、背面ポケット
- 素材:牛革(ショルダーヌメ)
- 生産国:日本