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【コスパ最高】Anker Soundcore 2 改善版 レビュー 【お風呂で使える防水Bluetoothスピーカー】

ワイヤレススピーカー業界は、BOSEやソニーといった一流メーカーから名もなき中華メーカーまで各社がしのぎを削る激戦区。

その中でも絶大な人気を誇るのが、コスパ抜群のガジェット&オーディオメーカー「Anker(アンカー)」『Anker Soundcore 2【改善版】』だ。

なんとAmazonで9,000以上の評価と星4.4を獲得しており(2020年7月時点)、ポータブルスピーカー部門でAmazonランキング大賞にも輝くほどの傑作とのことで、その人気につられて購入してみた。

実際に使ってみると、これだけ人気なのも納得のコスパ最強スピーカーだったのでレビューする。

▽新型のサウンドコア3も出たよ▽

コスパ最高の防水スピーカー。Anker Soundcore 2【改善版】

出典:Anker公式サイト

  • 音質と価格のバランスが良くコスパ最強
  • お風呂やプールでも使える防水性能
  • コンパクトで持ち運びやすい
  • 最大24時間の連続再生が可能
  • 高音と中音が弱め
  • ボディに指紋が付きやすい

『Anker SoundCore 2(アンカー サウンドコア2)』業界トップクラスの人気を誇るBluetoothワイヤレススピーカー。

2015年に発売されて大人気となった初代SoundCoreの後継モデルだ。

現行で販売されているのはSoundcore 2の【改善版】で、改善前と比べて防水性能やBluetoothのバージョンがアップしている。

SoundCoreとのスペックの違い

まずは、SoundCore 2【改善版】と初代SoundCoreのスペックを比較しておこう。

SoundCore【改善版】SoundCore
価格(税込)4,999円3,999円
オーディオ出力12W(6W×2)6W(3W×2)
連続再生時間24時間24時間
防水規格IPX7なし
Bluetooth規格5.04.2
ワイヤレスペアリング対応非対応
サイズH5.6×W16.8×D4.7cmH5.4×W16.5×D4.5cm
重さ約414g約358g

初代SoundCoreと比べると、SoundCore 2【改善版】はオーディオ出力が2倍になり防水機能も搭載されるなど大幅にパワーアップしている。

価格は初代SoundCoreよりも1,000円高い4,999円(税抜)だが、性能面の向上を考えれば十分許容範囲。というかむしろ安い

サイズと重さはわずかに増えているがほとんど気にならないレベルなので心配はないだろう。

▽新型のサウンドコア3も出たよ▽

低音が強化された迫力ある音質

出典:Anker公式サイト

SoundCore 2には2つの6Wドライバーが搭載されており、小型ながら迫力のある音を楽しめる。

特に、Anker独自のBassUpテクノロジーにより低音が強化されており、ズンズンと重厚感のあるサウンドが響き渡る。

僕は初代のSoundCoreは持っていないため比較はできないが、レビューを見ていると低音の鳴りは相当良くなっているようだ。

また、音質についてもこのサイズ感と価格からすれば十分満足できるレベル

ただし、低音を重視しているためか高音と中音が弱く解像度もやや低い印象だ。ここが改善されればもはや無敵になりそう(笑)

さすがに大きなリビングで聴くには厳しかもしれないが、一人暮らしのワンルームだったり寝室で使う分には最適なスピーカーだと思う。

僕はお風呂で使っているため、反響効果もあってより大迫力で臨場感のあるサウンドが楽しめている。お風呂で使うのはめちゃくちゃオススメ!

実際の音を聴いてみたい方は、YouTubeでセゴリータ3世さんが『Bose SoundLink Mini』と音質比較している動画があるので参考にしてみてほしい(音質比較は9分20秒ごろから)。

まぁ24,000円近くするBOSEと比べてしまうとショボく聴こえる(さすがにBOSEは音質良いなぁ笑)が、そもそも価格が5倍も違うことを考えればSoundcore 2は十分健闘していると言えるのではないだろうか。




どこでも使えるコンパクトサイズ

出典:Anker公式サイト

SoundCore 2はH5.6×W16.8×D4.7cmのコンパクトサイズ

片手で持てるサイズ感ゆえ、寝室からリビング、お風呂、キッチンまで置き場所を選ばないのが良い。

ワイヤレスで簡単に持ち運べるので、例えば「普段は寝室で使っているけど、レジャーの際はバッグに入れて持っていく」なんてこともできる。

ひとつ持っていれば家でもアウトドアでも活躍間違いなしだ。

IPX7の防水性能

出典:Anker公式サイト

SoundCore 2はIPX7の防水性能を搭載している。これが初代からの最大の進化ポイントだろう。

IPX7は「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない」レベルの防水性なので、お風呂やプールでも水濡れを気にせず使えるのが嬉しい。

実際に僕はお風呂でほぼ毎日使っており、シャワーの水しぶきもガンガン当たっているが全く問題ない。

防水機能のあるスピーカーでこれだけリーズナブルで音質もそこそこ高いものはほぼないので、バスルームで使いたい方には非常におすすめできる。

最大24時間の連続再生が可能

SoundCore 2はバッテリー持ちが非常に良く、最大24時間の連続再生が可能。

これは『JBL FLIP5』などのライバル製品と比べても圧倒的に長い。

これだけの再生時間があれば、2泊3日のキャンプなどでも充電が切れることはほとんどないだろう。

このバッテリー持ちの良さも、僕がSoundCore 2を選んだ理由のひとつ。

僕のようにお風呂で使う場合、バッテリー持ちが良くないと頻繁に充電するのがめちゃくちゃ面倒なのだが、SoundCore 2を使いだしてからは割と1ヶ月以上充電しなくても大丈夫。

充電の煩わしさから開放されてストレスフリーだ。

Bluetooth5.0に対応。ワイヤレスステレオペアリングも可能

SoundCore 2は最大20mの接続範囲を誇るBluetooth 5.0規格を採用。

通信の安定性が向上しているため、音が途切れたりすることはほとんどない。

僕が使った限りでは遅延もほぼなく快適に聴けている。ゲームなどわずかな音ズレも許されないシーンではどうかわからないが、普通に音楽を聴いたりYouTubeを見る時に使う分にはストレスを感じることはないだろう。

また、SoundCore 2にはワイヤレスステレオペアリング機能が搭載されており、2台のSoundCore 2をペアリングして大音量のステレオサウンドを楽しむこともできる。

僕はお風呂で聴くだけなのでわざわざもうひとつ買ってペアリングする予定はないが、本格的な視聴体験をしたい方は試してみても良いかも。

▽新型のサウンドコア3も出たよ▽

【レビュー】Anker Soundcore 2【改善版】を実際にに使ってみた


ここからは実際にAnker Soundcore 2【改善版】のレビューをしていこう。

まずは、同梱品から。

スピーカー本体、充電用のMicroUSBケーブル、取扱説明書が入っている。

Soundcore 2は有線でも使えるが、有線接続用のケーブルは付属していないのでその点は注意だ。

デザインはスマート

デザインはシンプルで無駄がなく、とってもスマート。

置き場所を問わずスッと雰囲気に馴染みそうだ。

全面のスピーカーグリルに入ったANKERのロゴマークがカッコいい。

背面にもANKERの文字が刻まれている。

電源、再生、音量などの操作系統はボディ上部に集約。

シンプルで見やすい大きなボタンなので操作しやすそう。

右側にはMicroUSB端子とAUX入力端子を搭載。

キャップ付きの防水仕様だ。

ボディの素材にはサラッと手触りの良いラバーが使われている。

マットな感じは好きだが指紋が目立ちやすいのは惜しいところ。

サイズはとってもコンパクト。

片手でラクラク持てる。

ペアリングは超スムーズ

ペアリングの際は、スマホなどのBluetoothをオンにした状態で、スピーカー本体の電源ボタンを1秒間長押し。

電源が入ったらBluetoothマークを押す。

するとペアリングが開始し、スマホに表示された“SoundCore2”を選択すれば完了。

ペアリングがとってもスムーズにできるのがイイ。

一度設定すれば、2回目からは本体の電源をオンにするだけで自動的にペアリングされる。

他の端末とペアリングする場合は、Bluetoothボタンを2秒間長押しすればペアリングモードになる。こちらも超簡単だ。

操作は直感的にわかりやすい

再生・停止などの操作はボタンを押すだけなので直感的にわかりやすい。

左側から、電源、音量マイナス、再生・停止、音量プラス、Bluetoothの順に並んでいる。

音楽が鳴っている状態で再生ボタンを一度押すと停止、ダブルクリックすると次の曲に進む。なお、本体の操作では1曲前に戻ることはできない。

また、再生ボタンを1秒以上長押しするとSiriや音声認識ソフトを起動できる。

ハンズフリー通話にも対応しており、再生ボタンで電話に出たり着信を拒否したりと様々な操作が可能だ。

お風呂でもアウトドアでも、一石五鳥のスピーカー


Anker Soundcore 2は、ワンルーム、寝室、バスルーム、キッチン、アウトドアなどマルチに使えるワイヤレススピーカー。

一石二鳥と言わず、一石五鳥レベルの優れモノだ。

IPX7の防水性能を搭載しているためお風呂でも気にせず使えるし、コンパクトながら大音量でバーベキューやキャンプでも活躍間違いなしだ。

リーズナブルでコスパも抜群な、コンパクトスピーカーの決定版だね!

  • 価格:4,545円(税抜)
  • 型番:A3105014(ブラック)/A3105094(レッド)/A3105034(ブルー)
  • カラー:ブラック、レッド、ブルー
  • サイズ:H5.6×W16.8×D4.7cm
  • 重さ:約414g
  • 連続再生時間:最大24時間
  • 充電時間:約2.5時間
  • オーディオ出力:12W(6W×2)
  • 再生チャンネル:モノラル(ワイヤレスステレオペアリング機能で2台接続すればステレオ再生も可能)
  • 防水規格:IPX7
  • Bluetooth規格:5.0
  • パッケージ内容:スピーカー本体、MicroUSBケーブル、取扱説明書、18ヶ月保証+6ヵ月(Anker会員登録後)、カスタマーサポート

▽新型のサウンドコア3も出たよ▽

ABOUT ME
ヨッシー
モノが大好きな京都在住のアラサー男子。心をちょっと豊かにする、こだわりのモノを紹介しています。気に入った記事のシェア、ツイッター・インスタのフォロー等していただけると嬉しいです!