水道代がかかる4大要因といえばお風呂、トイレ、洗濯、皿洗い。
その中でも、お風呂が最も水道代がかかるんだとか。
実家暮らしならいざ知らず、一人暮らしや家庭持ちなら水道代は極力減らしたいですよね。
そこでおすすめなのがSANEIの節水シャワーヘッド『RAINY BASIC』。
僕も実際に使っていますが、節水効果抜群で使い心地もよくかなり気に入っているのでレビューします。
SANEIの節水シャワーヘッド『RAINY BASIC』
こちらが、僕が愛用しているSANEI(三栄)の節水シャワーヘッド『RAINY BASIC(レイニーベーシック)』。
一見すると何の変哲もない普通のシャワーヘッドに思えますが、実はシャワー穴の配置やサイズにかなりこだわっています。
RAINY BASICは写真のように、サークル状に密集させたシャワー穴を9つに分けて配置しているのが大きな特徴です。
こうすることでシャワーの束感が出るので、節水でありながらしっかりした肌あたりも兼ね備えています。
また、シャワー穴のサイズが0.3mmと極細なのも特徴。
穴を細くすることで水圧が増すので、少ない水量でも一般的なシャワーヘッドと遜色ない浴び心地を実現しています。
「節水のシャワーヘッドだと勢いが弱いんじゃない?」と思っている方もRAINY BASICなら満足できるはず。というかむしろ普通のシャワーヘッドよりも勢いを強く感じるほどです(笑)
40%節水&年間19,500円節約
RAINY BASICの最大の魅力はその節水力。
メーカーによると、従来型のシャワーヘッドと比べて約40%の節水効果があるとのこと。
これはかなりすごいですよね。
しかも、節水だけでなく実はガス代の節約にも効果絶大なんです。
メーカー概算の年間節約金額を見ると、
- ガス代:約11,800円節約
- 水道代:約7,700円節約
となっていて実は水道代よりもガス代の方が節約できるんです。
確かに、言われてみればシャワーを浴びる時はお湯なので必然的にガス代も影響があるのですが、まさかガス代がここまで節約できるとは盲点でした(笑)
まさに、一石二鳥。嬉しい誤算!
ガス代と水道代合わせて年間約19,500円も節約できるのは本当にすごいです。
RAINY BASICの価格が2,000円ちょっとなので、2ヶ月もかからずに元が取れてしまいます。
これはもはや買ったらお得というレベルではなく、買わないと損ってくらいの案件ですね。
【レビュー】RAINY BASICの使い方・使い心地
RAINY BASICは本体とアダプター3つがセットになっています。
付属のアダプターでほとんどのシャワーに対応しているので、「せっかく買ったのに使えなかった」ということが起こりにくいのが嬉しいポイントですね。
対応しているメーカーは以下の通りです。
出典:SANEI株式会社公式サイト
付け替えはとっても簡単
今まで使っていたシャワーヘッドとRAINY BASICを付け替えるのはとっても簡単です。
こちらが僕が今まで使っていたシャワーヘッド。”ザ・安モノ”といった感じ(失礼)の至って普通のシャワーヘッドです。
シャワーヘッドの根元をクルクルと回して外します。すべって外しにくい場合はゴム手袋を着けて回すとやりやすいです。
こうして外せたら、RAINY BASICをクルクルと回して取り付けます。
たったこれだけで付け替え完了!
僕の場合はアダプターなしで大丈夫だったのでとっても簡単でした。もしも形が合わない場合はアダプターをつけてやってみましょう。
浴び心地の良い適度な水圧
蛇口をひねると、きめ細かなシャワーがサーーっと噴き出します。
とっても繊細な水流で適度な刺激があって浴び心地も良好です。
節水のシャワーヘッドって、肌当たりが痛いものが結構あるんですよね。節水するために水量を減らす分水圧を高めるので仕方ないのですが、これが節水シャワーヘッドの大きなデメリットです。
実は、僕も昔違う節水シャワーヘッドを使っていたのですが、刺激が強すぎてやめてしまった経験があります。
ですが、このRAINY BASICは水圧を高めつつも肌当たりの良さも兼ね備えているのがスバラシイ!
もちろん、普通のシャワーヘッドよりは水圧が強いので、節水シャワーヘッドに慣れていない方は初めは少し痛く感じるかもしれませんが、数日も使えばすぐに慣れると思います。
直径20cmのワイドシャワー
RAINY BASICは直径20cmのワイドシャワー仕様。
一般的なシャワーヘッドと比べてお湯の当たる範囲が広いので効率よく洗い流せます。
シャワーの面積が狭いと洗い流すのに時間がかかったり、あと、お湯の当たっていない所が寒かったりするので、ワイドシャワーなのは結構ありがたいです。
ワイドシャワーなのに節水効果も高いのがさすがですね。
ワイドシャワーだと必然的にシャワーヘッドが大きくなるので重量が気になるところですが、RAINY BASICは使っていて重いと感じたことは特にないので心配いらないと思います(まぁもちろん人によって感じ方は違うと思いますが笑)
手元ストップ機能付きの方が、正直良いかも
ここまで散々「RAINY BASICいいよ!」って紹介してきたのですが、実はちょっと後悔していたりします。笑
それはなぜか?
実は、RAINYシリーズには手元ストップ機能が付いたモデル『RAINY』もあることに、『RAINY BASIC』を買ってから気づいたんですよね。
- RAINY⇒手元ストップ機能あり
- RAINY BASIC⇒手元ストップ機能なし
RAINYとRAINY BASICで名前がややこしいですがね。笑
シャワーって、髪をシャンプーしたり顔を洗っている時に出しっぱなしにしていると結構もったいないですよね。とはいえ、いちいち蛇口をひねるのも面倒。。
そんな時、RAINYなら手元のボタンでシャワーのオン・オフが瞬時にできるのでとっても便利です。
基本の仕様はRAINY BASICと同じですが、ストップボタンをこまめに使用することで節水効果がさらにアップします。
メーカーによると、RAINYの年間節約金額は約24,440円なんだとか。
RAINY BASICは年間約19,500円なので、5,000円近くもさらにお得になる計算です(もちろんストップボタンを使わないと意味ないですけどね)。
- RAINY:約24,440円節約
- RAINY BASIC:約19,500円節約
価格は数百円しか変わらないので、RAINY BASICの方が総合的にみておすすめです。
Amazonでもむしろこちらの方が人気が高いですし。僕も買う前に気づけばよかった!!笑
メタリックバージョンもあるよ
ちなみに、RAINYシリーズには『RAINY METALLIC』というメタリック仕様のモデルもあります。
こちらは通常のRAINYと比べて高級感が段違い!
大人っぽいバスルームにはこちらの方がよく合いますね。
価格は3,500円ほどしますが、機能だけでなく見た目にもこだわりたい方はRAINY METALLICもありかも。
お得度MAXなシャワーヘッド
シャワーヘッドを付け替える。
たったこれだけで年間約2万円節約できる。
これってかなりすごいことだと思います。
使わないコンセントをせっせと抜くより、断然お手軽で効果も抜群です。
そのうえ、極細のシャワーは適度な刺激で浴び心地も申し分なし。
節水のシャワーヘッドをまだ使っていない方は、RAINYシリーズ、おすすめです。